
「金欠で車検代を払えない」「車検代が予想より高くて支払いが厳しい」という話をよく聞きます。
結論から言いますと、車検代が払えないときの対処法は通りです。
- 車検代をできるだけ安くする
- 車検ローンを組む
- ローン以外でお金を借りる
- クレジットカードで払う
- 一旦車検切れにする
この記事では「車検代の相場」「車検代は払えないときの対処法」を紹介します。
最後まで読んでいただければ、金欠でも車検を乗り切れるはずです。
お金がいくら借りられるか最短15秒で調べられる【プロミス】
スマホ完結、来店不要、最短20分融資!銀行やコンビニATMで引き出し可能。
誰にもバレずに、こっそりお金を借りたいなら【SMBCモビット】
来店なし、書類なし、電話なし(※)、郵送物なし、在籍確認が原則ナシ。
※審査の状況によっては、連絡が必要な場合もあります。
車検費用はどれぐらいかかる?
タイプ別の車検代相場は以下の通りです。
軽自動車 | 6~12万円程度 |
---|---|
普通自動車(1tまで) | 7~15万円程度 |
普通自動車(1t~1.5t) | 9~17万円程度 |
普通自動車(1.5t~2t) | 11~20万円程度 |
大きく重い車ほど、費用は高くなる傾向があります。
金額に幅があるのは、「年式」「車の状態」などで費用が変わるからです。
また車検をお願いする店舗によっても金額は異なります。
なお車検代の内訳は以下のようになっています。
法定費用 |
・自動車重量税 ・自賠責保険料 ・印紙代(手数料) |
---|---|
車検基本料 |
・点検・検査料 ・代行手数料 |
整備費・部品交換代金 | 劣化・損傷している部品を交換するための費用 |
法定費用は「排気量」「重量」などによって決まっており、どの店舗で受けても同じ金額となります。
一方車検基本料や整備費・部品交換代金は店舗により異なります。
車検代は10万円以上かかることも少なくありません。
軽自動車やコンパクトカーの場合でも、10万円は見込んでおいた方がよいでしょう。
車検なのにお金がなくて代金を払わないとどうなる?
お金がなくて車検代を払えない場合には、どうなるのでしょうか。
お金の払い方別に解説します。
【先払いの場合】車検切れになる
車検代を先払いする場合、車検切れになってしまいます。
そもそもお金を払えないと、車検を受けられないからです。
車検が切れても、動かさず保管しているだけなら何の問題もありません。
しかし車検切れの車で公道を走ると、法律違反(道路交通法違反)になり、「減点6点」、「6ヵ月以下の懲役」または「30万円以下の罰金」が科されてしまいます。
たいていは車検と同時に自賠責保険も切れるので、「車検切れかつ自賠責保険切れ」の場合は、「減点12点」、「1年6カ月以下の懲役」または「80万円以下の罰金」となります。
「ちょっと車検が切れたくらいで法律違反?」「車検を通してなくても問題なく走れる」と思うかもしれません。
しかし点検していない自動車では、故障による人身事故発生の可能性が高くなるため、厳しく取り締まりされています。
「車を運転するなら、必ず車検代を払って車検を受けなくてはならない」と認識しておきましょう。
【後払いの場合】車を返してもらえない
車検費用を後払いにしたのに払えないときには、検査が終わっても車を返してもらえない可能性があります。
「車検代を支払うまで、車を渡さない」という店舗もあるからです。
「払う」と約束したお金を払っていないので、当然と言えば当然ですね。
しかし毎日車を通勤に使っている方は、とても困ってしまいます。
そもそも後払いを受け付けてくれる業者は少ないですが、もし後払いにした場合は、車の引き渡しまでに必ず車検代を払いましょう。
【分割払いの場合】新規ローン契約・クレジットカード発行が難しくなる
車検代をローンやクレジットカードで分割払いにして支払いが滞ってしまうと、新規のローン契約・クレジットカード発行が難しくなります。
ローンや分割払いの支払いを延滞すると、延滞状況が「金融事故」として信用情報機関に登録されるからです。
金融事故が登録されると信用度が下がり、新規のクレジットカード・ローン申し込みの審査に影響します。
ローンや分割払いを延滞すると「延滞利息」がつき、支払総額も増えてしまいます。
また「店舗からの督促の電話に出ない」「連絡を無視して長期間支払いをしない」などの場合には、悪質だとみなされて裁判になったり、車をとられたりする可能性も。
信用情報に傷がつき、支払い総額が増え、車がなくなるかもしれないなど、デメリットばかりですね。
もし支払いが厳しいのであれば、督促が来る前に「毎月の支払い額を減らせないか」などの相談をし、支払いたい気持ちがあることを伝えましょう。
車検代を安く抑える方法
車検代を安く抑える工夫は以下の通りです。
・複数店舗で見積もりをとる
・点検・整備を最低限にする
・こまめなメンテナンスを心がける
・ユーザー車検を選択する
複数店舗で見積もりをとる
車検代を安く抑えるためには、複数店舗で見積もりをとりましょう。
つまり、安いお店を探してください。
車検の費用はお店によって変わるからですね。
車検ができるお店の種類は以下の通りです。
- ディーラー
- ガソリンスタンド
- 自動車整備工場
- カー用品店
- 車検専門店
法定費用はどのお店でも変わりませんが、車検基本料や部品交換費用はお店によって差があります。
例えば純正新品を使うディーラーでの部品交換費用は高くなりやすいですが、リビルド品(リサイクル品)を使うお店なら安くできます。
見積もりだけなら無料でできるお店が多いので、複数店舗で見積もりをお願いしましょう。
見積もりを比較する場合は同じ条件で依頼し、内訳(代車費用の有無など)もしっかりチェックしてください。
「ネットから申し込むと安くなる」「早めに申し込みと割引が効く」「平日は割引価格」といったお店もあるので、賢く活用しましょう。
点検・整備を最低限にする
点検や整備を最低限にするのも、車検代を安くするために有効です。
点検項目が増えると費用が高くなるからですね。
法令で定められている項目を減らすことはできませんが、「車検に最低限必要な項目だけにしてほしい」と相談することは可能です。
また車検をきっかけにバッテリーなどの交換を勧められることも多いですが、「車検に通る合格基準をレベルなら、部品交換はまた後日」と断ってもかまいません。
部品交換については、安く対応してくれる別の業者を探す方法もあります。
車検の見積もりに「洗車」「車内清掃」などの不要なオプションが含まれている場合も、外してもらうよう頼みましょう。
こまめなメンテナンスを心がける
普段からこまめなメンテナンスを心がけるのも、車検代を安くするために有効です。
不具合を放置しないでこまめに手入れすることで、故障や破損による部品交換などを防げるからですね。
エンジンオイルやフィルターをこまめに交換していると、車検代を減らせると期待できます。
「ワイパーゴムの交換」「ウォッシャー液の補充」など、自分で簡単にできるメンテナンスも多いですよ。
バッテリーやラジエーター液のチェックも部品を長持ちさせるために大切ですので、ぜひ意識してみてください。
ユーザー車検を選択する
ユーザー車検を選択するのも、車検代を安くする方法です。
ユーザー車検とは「車を店舗に持ち込まず自分で点検・整備する方法」であり、お店に払う手数料などが不要となるからですね。
ただし自分で車検を行う場合、正確な車の知識や整備技術が必要となります。
点検・整備に間違いや不十分な点があると、故障や事故につながる可能性もあるからです。
また自分で書類を準備したり、運輸局に車を持ち込んで検査を受けたりする手間もかかります。
そのためユーザー車検は知識と時間がある以外にのみおすすめします。
車検代をどうしても払えない場合の対処法
どうしても車検代を払えない場合の対処法を4つ紹介します。
- 車検ローンを組む
- お金を借りる
- クレジットカードで払う
- 一旦車検切れにする
車検用のローンを組む
どうしても車検代を払えない場合、まずは車検用のローンを組む方法があります。
「車検専用のローン」「車検にも使えるマイカーローン」などが提供されているからですね。
独自の車検ローンを用意しており、店舗経由で申し込みできるディーラーやカー用品店もあります。
目的がはっきりしているローンは、カードローンやキャッシングよりも利息が安くなり、審査にも通りやすいのがメリットです。
ローンを組む場合は「審査に落ちたときの代案を考えておく」「審査の日数を考えて、早めに申し込む」ことを心がけてください。
お金を借りる
ローン以外でお金を借りる方法もあります。
車検費用の相場(車種などにもよるが10万円)程度なら、カードローンなどでも比較的借りやすいからですね。
車検・マイカーローン以外でお金を借りる方法としては、以下のようなものがあります。
- カードローン
- クレジットカードのキャッシング
- 家族・知人から借りる
家族や友人なら利息なしで貸してくれることがほとんどなので、頼める相手がいるならおすすめの方法です。
また手持ちのクレジットカードにキャッシング枠がついていれば、すぐコンビニATMなどでお金を引き出せます。
消費者金融系のカードローンも、最短即日で融資してくれるところが多いです。
ただしカードローンやキャッシングは金利が高いので、必要な金額だけを借りて計画的に利用しましょう。
クレジットカードで払う
クレジットカードを利用する方法もあります。
クレジットカードを使えば、実際の支払日を後ろ倒しにできるからです。
「給料日になれば払える」などの場合には、一括払いにしても大丈夫でしょう。
「給料が入っても、一括での支払いは難しい」「一括で支払うと、生活費が厳しい」という状況なら、分割払いも選択できます。
ただし3回以上の分割払いには手数料がかかるので、よく確認してから利用しましょう。
なお車検基本料はローンなどで分割払いできるものの、法定点検の費用については「現金での一括払いのみ」というお店がほとんどです。
クレジットカード払いをしたい人も、法定点検分は現金で用意してください。
一旦車検切れにする
どうしても車検代が払えない場合、あえて一旦車検切れにしてしまうという方法もあります。
車検が切れても、公道を走らなければ法律違反にはならないからですね。
車検が切れた状態で自宅や駐車場で保管しておき、お金が準備できたら車検を受けに行けばOKです。
ただし車検切れだと、車検を受けに行く際にも公道は走れません。
そたのめ「車検を頼んだ業者に引き取りに来てもらう」「自分でレッカー車を手配して店まで持ち込む」などの手続きが発生します。
また車をまったく動かさない状態が長期間(1ヶ月以上)続くと、車の内部やタイヤが劣化してしまうといわれます。
すると整備や部品交換する箇所が多くなり、車検代が高額になる可能性も考えられますね。
車検を先延ばしにできるとはいっても、なるべく早く車検を受けるようにしましょう。
まとめ
車検代が払えない場合、「安いお店を探す」「点検する項目を最小限にする」などの方法で、できるだけ費用を抑えましょう。
車検代を抑えても費用が準備できないなら、「ローン」「クレジットカードの分割払い」を使う方法もあります。
ただローンや分割払い(3回以上)を利用すると利息が発生しますので、支払い総額が増えてしまうことには注意してください。
車検のたびに「費用が準備できない」と悩むのであれば、車を所有するのではなく、「車検費用込みのカーリース」も検討してみるとよいでしょう。
お金がいくら借りられるか最短15秒で調べられる【プロミス】
スマホ完結、来店不要、最短20分融資!銀行やコンビニATMで引き出し可能。
誰にもバレずに、こっそりお金を借りたいなら【SMBCモビット】
来店なし、書類なし、電話なし(※)、郵送物なし、在籍確認が原則ナシ。
※審査の状況によっては、連絡が必要な場合もあります。